先日、西村公朝(文+カット)・(株)飛鳥園(撮影)の『やさしい仏像の見方』(1983/2003改訂)を購入しました。
◆写真がとても素晴らしい。仏像についての入門書ですが、まるで写真集のようです。
◆如来・菩薩・明王・天部について、主にQ&Aの形式で解説しています。また、如来等の仏像の着付けについて、モデルを使って説明しているところはユニークです。
◆如来・菩薩・明王・天部について、主にQ&Aの形式で解説しています。また、如来等の仏像の着付けについて、モデルを使って説明しているところはユニークです。
◆◆先日東京国立博物館で、平成28年に国宝・重要文化財に指定された仏像をいくつか見ました。その中に、宝山寺(奈良県生駒市)の矜羯羅(こんがら)童子像と制吒迦(せいたか)童子像があり、いい仏像だと思っていました。
この本に、宝山寺の2童子像が不動明王とともに掲載されていました。偶然なのか、必然なのかわかりませんが、とても嬉しくなりました。
以下は、2童子についてのQ&Aです。(P78)
この本に、宝山寺の2童子像が不動明王とともに掲載されていました。偶然なのか、必然なのかわかりませんが、とても嬉しくなりました。
以下は、2童子についてのQ&Aです。(P78)
Q 不動明王はいつも、矜羯羅、制吒迦童子を連れてますね。どういう役目をする童子たちなのですか?
A 彼らは不動明王の手足となっています。誰かを救済するときに矜羯羅、制吒迦のどちらかを行かせるのです。矜羯羅が温厚な性格で、制吒迦は誠実でたくましいとされています。
A 彼らは不動明王の手足となっています。誰かを救済するときに矜羯羅、制吒迦のどちらかを行かせるのです。矜羯羅が温厚な性格で、制吒迦は誠実でたくましいとされています。