今日、藤沢周平の『獄医立花登手控え』シリーズの(一)『春秋の檻』(1980)と(二)『風雪の檻』(81)を読み終えました。
僕は日曜のNHK大河ドラマを午後8時からではなく、夕方6時からBSプレミアムで見ています。大河が終わると続いてBS時代劇が放送され、そちらも何となく見るようになりました。
現在、大河ドラマ『おんな城主 直虎』に続いてBS時代劇『立花登 青春手控え2』が放送されています。このドラマがおもしろかったし、原作が藤沢周平だったので読んでみようと思いました。文庫本で全4冊ですが、まず2冊を読みました。
僕は日曜のNHK大河ドラマを午後8時からではなく、夕方6時からBSプレミアムで見ています。大河が終わると続いてBS時代劇が放送され、そちらも何となく見るようになりました。
現在、大河ドラマ『おんな城主 直虎』に続いてBS時代劇『立花登 青春手控え2』が放送されています。このドラマがおもしろかったし、原作が藤沢周平だったので読んでみようと思いました。文庫本で全4冊ですが、まず2冊を読みました。
【内容】(文庫本ブックカバー裏表紙の解説より)
春秋の檻
江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った――。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。著者の代表的時代連作集。
◆雨上がり ◆善人長屋 ◆女牢 ◆返り花 ◆風の道 ◆落葉降る ◆牢破り
江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った――。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。著者の代表的時代連作集。
◆雨上がり ◆善人長屋 ◆女牢 ◆返り花 ◆風の道 ◆落葉降る ◆牢破り
風雪の檻
登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか――。熱血青年獄医が難事件の数々に挑む。大好評シリーズ第二弾。
◆老賊 ◆幻の女 ◆押し込み ◆化粧する女 ◆処刑の日
登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか――。熱血青年獄医が難事件の数々に挑む。大好評シリーズ第二弾。
◆老賊 ◆幻の女 ◆押し込み ◆化粧する女 ◆処刑の日
【感想等】
◆主人公の立花登(22)は羽後亀田藩の微禄の下士の次男。藩の医学所・上池館(こうちかん)で医学を修め、3年前に江戸にやってきました。町医者を営む叔父(母の弟)の小牧玄庵を頼ったのですが、あまり頼りにならず、叔父に代わって小伝馬町牢獄の牢医を務めることになります。登は囚人達と関わることで、さまざまな事件に首をつっこむことになります。
◆登は叔父の家に居候しているため、叔母や従妹にこき使われても文句が言えません。しかし、いざ悪者と対峙すると、その柔術の技で相手をバッタバッタと投げ飛ばします。そんな痛快娯楽時代劇的なところがいいです。病院の待ち時間などに読むのにちょうどいいって感じです。
◆主人公の立花登(22)は羽後亀田藩の微禄の下士の次男。藩の医学所・上池館(こうちかん)で医学を修め、3年前に江戸にやってきました。町医者を営む叔父(母の弟)の小牧玄庵を頼ったのですが、あまり頼りにならず、叔父に代わって小伝馬町牢獄の牢医を務めることになります。登は囚人達と関わることで、さまざまな事件に首をつっこむことになります。
◆登は叔父の家に居候しているため、叔母や従妹にこき使われても文句が言えません。しかし、いざ悪者と対峙すると、その柔術の技で相手をバッタバッタと投げ飛ばします。そんな痛快娯楽時代劇的なところがいいです。病院の待ち時間などに読むのにちょうどいいって感じです。