今日、中村文則の『銃』(02)を読み終えました。
この本には、長編小説「銃」と短編小説「火」が収録されています。ストーリー等は以下の通りです。
この本には、長編小説「銃」と短編小説「火」が収録されています。ストーリー等は以下の通りです。
雨が降りしきる河原で大学生の西川が出会った動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが……。TVで流れる事件のニュース、突然の刑事の訪問――次第に追いつめられて行く中、西川が下した決断とは? 新潮新人賞を受賞した衝撃のデビュー作! 単行本未収録「火」を併録。(ブックカバー裏表紙より)
◆銃
主人公は偶然拾った「銃」に取り憑かれ、次第に狂気へと陥っていきます。刑事の訪問やヨシカワユウコの存在も彼を正気に戻すことはできず、彼は最悪の事態へと突き進みます。彼が自分自身の力で正気を取り戻したと思った瞬間、衝撃の結末が訪れます。
主人公には全く共感を覚えないし、かなり後味の悪い作品です。
主人公は偶然拾った「銃」に取り憑かれ、次第に狂気へと陥っていきます。刑事の訪問やヨシカワユウコの存在も彼を正気に戻すことはできず、彼は最悪の事態へと突き進みます。彼が自分自身の力で正気を取り戻したと思った瞬間、衝撃の結末が訪れます。
主人公には全く共感を覚えないし、かなり後味の悪い作品です。
◆火