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my 見仏記16~平等院

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台風10号接近による雨の中、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来を拝観しました。
鳳凰堂の阿弥陀如来を拝観するためには、平等院の拝観料の他に300円を支払い、指定された拝観時間まで待たなければなりません。その代わり、案内の方が付き、丁寧に説明してくれます。
今回は平日だったのでそれほど待ちませんでしたが、土日などは数時間待ちもあるとか。

鳳凰堂

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 永承7年(1052)、時の関白藤原頼通が、父 道長より譲り受けた別業を仏寺に改め、平等院としました。この年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。その翌年の天喜元年(1053)には阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。約1000年前に建立された建造物や仏像が今に伝えられ、世界遺産にも登録されております。(平等院HPより)

阿弥陀如来坐像(平等院HPより)

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 像高277.2cm、髪際高242.3cm、木造、漆箔
 鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像は、日本の仏像作家を代表する仏師定朝によって平安時代後期、天喜元年(1053)に造られたものです。その構造技法は日本独自の寄木造りの完成した技法を示します。また表現の上でも日本独自の様式、いわゆる和様の完成を見せる点がたいへんに重要です。 頬がまるく張った円満な顔。伏目がちですが意外に大きな眼は拝む者を静かに見つめ、その表情はかぎりないやさしさにあふれています。胸をひいて背をわずかにまるめた姿勢には無理がなく、いかにも自然で、どこにも硬い緊張感がありません。(平等院HPより)

※我が家は浄土宗の檀家なので、ご本尊は阿弥陀如来です。しかし、4月以来の見仏旅で阿弥陀如来を拝観するのは今回が初めてでした。鳳凰堂の中は蒸し暑く、背中を汗が流れ落ちました。8月末だし、台風接近中でしたから仕方ありません。

◆グッズ・土産
・絵葉書4枚

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