Quantcast
Channel: my photo diary
Viewing all articles
Browse latest Browse all 681

茨城県近代美術館「ポーラ美術館コレクション―モネ、ルノワールからピカソまで」

$
0
0
[[attached(1)]]

 今日、水戸に茨城県近代美術館開館30周年記念特別展「ポーラ美術館コレクション―モネ、ルノワールからピカソまで」(9月4日~11月18日)を見に行ってきました。







◆展覧会の概要(茨城県近代美術館HPより)
1 印象派の誕生:モネとルノワール
 印象派の先輩格にあたるエドゥアール・マネ、写実主義(レアリスム)の画家ギュスターヴ・クールベから展覧会は始まります。クロード・モネ、ピエール・オーギュスト・ルノワール、アルフレッド・シスレー、カミーユ・ピサロら印象派を代表する画家の作品と共に、戸外制作、近代生活にふさわしい主題やモティーフ、「筆触分割」(色彩が濁るのを避けるために、原色や原色に近い色を混色せずにキャンヴァス上に併置する印象派に特徴的な技法)による明るい色彩と光の表現といった、印象派の特徴やその展開をご紹介します。
※作家ごとの作品数
 エドゥアール・マネ

2 色彩の解放:セザンヌからフォーヴへ
 印象派の影響を受けつつそれを乗り越えようと試みたポスト印象主義の代表的な画家、ポール・セザンヌは、20世紀の前衛芸術運動に大きな影響を与え、「近代絵画の父」とも言われています。本章では、鮮やかな色彩と堅固な画面構成の均衡をめざしたセザンヌの名品5点を紹介します。そして、強烈な色彩表現を追及した「フォーヴ」の旗手として活躍しやがて色彩と線描の調和を志向したアンリ・マティス、フォーヴを経てセザンヌに傾倒し、その後モノクロームを基調とする独自の色彩表現にいたったモーリス・ド・ヴラマンクなどを紹介するとともに、エコール・ド・パリの画家として活躍したキース・ヴァン・ドンゲン、キスリングなどもあわせ、色彩が現実の再現から解放されていく諸相をたどります。

3 造形の冒険:ピカソとブラック
 キュビスムという、20世紀初頭の造形革命を牽引したパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラック。ルネサンス以来の絵画の伝統、遠近法を用いて対象を本物そっくりに描くという絵画の役割を根底から覆した2人の画家の、生涯にわたる造形の冒険を紹介します。フォーヴの洗礼を受けた若き日のブラックの風景画やキュビスムを経た後の静物画、ピカソのキュビスム時代の作例からギリシャ・ローマなどの古典美術を思わせる量感豊かな人物像、晩年の肖像画まで、2人の巨匠の多彩な実験の成果をご覧いただきます。


 以下、印象に残った絵を紹介します。(展示順)



Viewing all articles
Browse latest Browse all 681

Trending Articles