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佐藤賢一『小説フランス革命13 サン・キュロットの暴走』を読みました。

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今日、佐藤賢一の『小説フランス革命13 サン・キュロットの暴走』を読み終えました。

◆ストーリー
 国王ルイ16世を断頭台に送り込み、共和政の道を歩み始めたフランス。しかし不況はとどまるところを知らず、対外戦争ではフランス包囲網が敷かれ戦況は暗転、国内ではヴァンデ県を発端に内乱が拡大する。国内外の脅威に無為無策ながら、政権を手放さないジロンド派がマラを告発したことで、マラを信奉するサン・キュロットら庶民の怒りが膨れ上がり――。民意が革命を暴走させる、第13巻。(ブックカバー裏表紙より)
  1793年
    1月31日 フランスがニースを併合
        ――急激な物価高騰――
    2月 1日 国民公会がイギリスとオランダに宣戦布告
    2月14日 フランスがモナコを併合
    2月24日 国民公会がフランス全土からの30万徴兵を決議
    2月25日 パリで食糧暴動
    3月10日 革命裁判所の設立。同日、ヴァンデの反乱。これをきっかけに、
        フランス西部が内乱状態に
    4月 6日 公安委員会の発足
    4月 9日 派遣委員制度の発足  (巻末「関連年表」より)

◆感想
 この巻はエベール、ロラン夫人、デムーラン、そしてロベスピエールの4人の視点から描かれています。そのうち、デムーラン(9-17章)とエベール(22-30章)の部分は比較的長いので読み応えがあったように思います。いよいよ・・・・。

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