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中村文則『最後の命』を読みました。

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今日、中村文則の『最後の命』(07)を読み終えました。
ストーリー等については以下の通りです。
 最後に会ってから七年。ある事件がきっかけで疎遠になっていた幼馴染みの冴木。彼から「お前に会っておきたい」と唐突に連絡が入った。しかしその直後、私の部屋で一人の女が死んでいるのが発見される。疑われる私。部屋から検出される指紋。それは「指名手配中の容疑者」である、冴木のものだと告げられ――。(ブックカバー裏表紙より)

◆3月初めに『何もかも憂鬱な夜に』を読んで以来、中村文則の作品を読むのはこれで9冊目。どこが気に入ったんだろう? 内容はともかくとして、文庫本で200ページ前後と比較的短く、文体や構成も読みやすかったからでしょうか。
 この作品の主な登場人物は「私」と「冴木」。二人は小学校2年生の時にある衝撃的な事件に遭遇しますが、そのことが二人のその後に大きな影を落とします。

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