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司馬遼太郎『風神の門』を読みました。

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昨夜、司馬遼太郎の『風神の門』(1962)を読み終えました。
この作品について、文庫本ブックカバー裏表紙の解説を引用します。
◆関ヶ原の合戦によって豊臣家が大坂城にとじこめられてしまった時期、伊賀の忍者の頭領、霧隠才蔵は人ちがいで何者かに襲われたことから、豊臣・徳川の争いに次第にまき込まれてゆく。生来、いかなる集団にも属することを嫌った才蔵であったが、軍師真田幸村の将器に惹かれ、甲賀の忍者、猿飛佐助とともに、豊臣家のために奮迅の働きをし、ついには徳川家康の首をねらうにいたる。(上巻)

◆大坂冬の陣に西上してくる徳川家康の首をねらうため、霧隠才蔵らは駿府城下に潜入し、徳川の忍者、風魔獅子王院たちと血闘をくりひろげる。そして、駿府城内にしのび込んだ才蔵は、家康の寝所の天井裏に立つのだが……。人間性を抹殺された忍者たちの中で、いかなる組織にも属さず、ただひとり人間らしく生きようとした才蔵の悲哀を通して、倏Δ哭瓩寮こΔ鮓渋紊隆磴蚤えた長編小説。(下巻)

【感想等】
◆主人公の伊賀忍者・霧隠才蔵はめっぽう強いし、女性にモテモテだし、お気楽だし、ひまつぶしに読むにはちょうどいい作品だと思います。でも、司馬遼太郎ってこの程度の作家だったっけ?

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