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カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』を読みました。

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今日、カーソン・マッカラーズの『結婚式のメンバー』(1946、村上春樹訳)を読み終えました。
この作品について、文庫本ブックカバー裏表紙の解説を引用します。
 この街を出て、永遠にどこかへ行ってしまいたい――むせかえるような緑色の夏、12歳の少女フランキーは兄の結婚式で人生が変わることを夢見た。南部の田舎町に暮らし、父や従弟、女料理人ベレニスとの日常に倦み、奇矯な行動に出るフランキー。狂おしいまでに多感で孤独な少女の心理を、繊細な文体で描き上げた女性作家の最高傑作を村上春樹が新訳。《村上柴田翻訳堂》シリーズ開始。

【感想等】
◆この作品の主要な舞台はアダムズ家の台所であり、そこでの会話から主人公フランキーの心理や行動が浮かび上がってきます。構成としてはよく出来ていると思いますが、、フランキーの心理や行動は理解不能です。

カーソン・マッカラーズ(1917-1967)
 ジョージア州コロンブス生れ。アメリカの女性作家。南部の風土を舞台に社会に順応できない人々の孤独や少女の心理を精緻に描き、独自の小説世界をつくり出した。デビュー小説『心は孤独な狩人』(1940)や『結婚式のメンバー』(1946)は20世紀米文学の傑作と評される。中産階級出身で音楽的才能にも恵まれていた。長編・中編小説のほか、多くのエッセイ・戯曲を残している。(文庫本ブックカバーより)

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