先日、里中哲彦・遠山修司『ビートルズを聴こう 公式録音全213曲完全ガイド』(2015)を購入しました。来月、ポール・マッカートニーの東京ドーム公演に行くので、その準備のためです。
この本の内容について、ブックカバー裏面の解説と「はじめに」(一部)を引用します。
この本の内容について、ブックカバー裏面の解説と「はじめに」(一部)を引用します。
ビートルズが残してくれた公式録音は213曲しかない。ただ、そのインパクトは広大無辺と言っていい。本書は、奇蹟のような楽曲の数々をより深く楽しむための案内書である。時代背景やメンバーの心象風景、レコーディング事情や使用楽器、そして歌詞の内容など、多方面からアプローチ。時代を超え、時代を作ったサウンドはいかに生み出されたのか。(ブックカバー裏面の解説)
英国北部の港町、リヴァプール出身の4人の若者がレコード・デビューしたのは、1962年10月5日のことだった。
彼らは「ザ・ビートルズ」と名乗り、メンバーのうち、
リンゴ・スターは22歳、ジョン・レノンは21歳、ポール・マッカートニーは20歳、ジョージ・ハリスンはまだ19歳だった。グループの解散宣言をしたときも、メンバーは全員まだ20代だった。
このわずか7年半の活動期間のうちに、ビートルズは「かっこいい」の基準をすっかり変えてしまった。もちろんそれは、容姿やしぐさ笑顔やユーモアのセンスの要素も大きかったわけだが、彼らの楽曲こそが「かっこいい」との印象を強烈に与えたのだった。
(中略)
公式録音曲は213曲。これが、わたしたちの手もとに残された。オリジナル・アルバム13枚。それに2枚の『パスト・マスターズ』を加えれば、213曲すべてを聴くことができる。
(中略)
なお、アルバムは、「録音順」ではなく、「発売順」に並べてある。また、ビートルズの「初期」は1963年~64年(『プリーズ・プリーズ・ミー』『ウィズ・ザ・ビートルズ』『ア・ハード・デイズ・ナイト』『ビートルズ・フォー・セール』のころ)、「中期」は65年~67年(『ヘルプ』『ラバー・ソウル』『リヴォルヴァー』『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』『マジカル・ミステリー・ツアー』のころ)、「後期」は68年~70年(『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』『イエロー・サブマリン』『アビイ・ロード』『レット・イット・ビー』のころ)と区切っている。
213の公式発表曲のうち、144曲(およそ8割)が「レノン=マッカートニー」の名義になっているが、どちらかが単独でつくった場合も含め、「二人のクレジットにしよう」という本人たちによる取り決めがあったからである。(「はじめに」より)
英国北部の港町、リヴァプール出身の4人の若者がレコード・デビューしたのは、1962年10月5日のことだった。
彼らは「ザ・ビートルズ」と名乗り、メンバーのうち、
リンゴ・スターは22歳、ジョン・レノンは21歳、ポール・マッカートニーは20歳、ジョージ・ハリスンはまだ19歳だった。グループの解散宣言をしたときも、メンバーは全員まだ20代だった。
このわずか7年半の活動期間のうちに、ビートルズは「かっこいい」の基準をすっかり変えてしまった。もちろんそれは、容姿やしぐさ笑顔やユーモアのセンスの要素も大きかったわけだが、彼らの楽曲こそが「かっこいい」との印象を強烈に与えたのだった。
(中略)
公式録音曲は213曲。これが、わたしたちの手もとに残された。オリジナル・アルバム13枚。それに2枚の『パスト・マスターズ』を加えれば、213曲すべてを聴くことができる。
(中略)
なお、アルバムは、「録音順」ではなく、「発売順」に並べてある。また、ビートルズの「初期」は1963年~64年(『プリーズ・プリーズ・ミー』『ウィズ・ザ・ビートルズ』『ア・ハード・デイズ・ナイト』『ビートルズ・フォー・セール』のころ)、「中期」は65年~67年(『ヘルプ』『ラバー・ソウル』『リヴォルヴァー』『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』『マジカル・ミステリー・ツアー』のころ)、「後期」は68年~70年(『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』『イエロー・サブマリン』『アビイ・ロード』『レット・イット・ビー』のころ)と区切っている。
213の公式発表曲のうち、144曲(およそ8割)が「レノン=マッカートニー」の名義になっているが、どちらかが単独でつくった場合も含め、「二人のクレジットにしよう」という本人たちによる取り決めがあったからである。(「はじめに」より)
次に、目次を引用します。
はじめに
1 PLEASE PLEASE ME
2 WITH THE BEATLES
3 A HARD DAY'S NIGHT
4 BEATLES FOR SALE
5 HELP!
6 RUBBER SOUL
7 REVOLVER
8 SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND
9 MAGICAL MYSTERY TOUR
10 THE BEATLES(THE WHITE ALBUM)
11 YELLOW SUBMARINE
12 ABBEY ROAD
13 LET IT BE
14 PAST MASTERS VOLUME ONE
15 PAST MASTERS VOLUME TWO
あとがき――「私の好きな曲」対談
1 PLEASE PLEASE ME
2 WITH THE BEATLES
3 A HARD DAY'S NIGHT
4 BEATLES FOR SALE
5 HELP!
6 RUBBER SOUL
7 REVOLVER
8 SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND
9 MAGICAL MYSTERY TOUR
10 THE BEATLES(THE WHITE ALBUM)
11 YELLOW SUBMARINE
12 ABBEY ROAD
13 LET IT BE
14 PAST MASTERS VOLUME ONE
15 PAST MASTERS VOLUME TWO
あとがき――「私の好きな曲」対談