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増上寺に行って来ました。

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今日、「御忌(ぎょき)」という浄土宗元祖法然上人の忌日法要に参加するため、東京都港区の増上寺に行ってきました。地元のお寺の世話人をしているという義務感と、増上寺という大寺を見たいという好奇心と、半々の気持ちでの参加です。
以下、増上寺の境内や「御忌」の様子を撮影してみました。(富士フイルムX-E1+XF10-24mmF4)

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大殿(本堂)。背後に東京タワーが聳えています。
 増上寺は、浄土宗の七大本山の一つです。
 酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人によって、江戸貝塚(現在の千代田区平河町付近)の地に、浄土宗正統根本念仏道場として創建されました。その後、1470(文明2)年には勅願所に任ぜられるなど、増上寺は、関東における浄土宗教学の殿堂として宗門の発展に寄与してきました。17世紀中頃の増上寺は、広大な寺有地に120以上の堂宇、100軒を越える学寮が甍ぶきの屋根を並べる、とても大きな寺でした。当時は、3000人以上の学僧のお念仏が、全山に鳴り響いていたと言われています。
 苦難の明治期と戦災を乗り越えた増上寺は、昭和49(1974)年に悲願の大殿再建を果たします。それ以後も、次々と諸堂宇を完成させています。
 宗祖法然上人八百年御忌をお迎えするにあたって、平成21(2009)年には圓光大師堂と学寮を、平成22(2010)年には、安国殿を建立しました。長い年月をかけて、境内諸堂宇が整い、復興が成った今こそ、増上寺は、法然上人の教えを弘め、念仏の根本道場として僧侶の育成に努めたいと考えています。(増上寺HPより、一部改編)

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大殿(本堂)。ここで「御忌」法要が行われました。

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舞楽(ぶがく)。期間中毎日正午過ぎ、大殿前舞台において、80年の歴史と伝統を誇る大本山増上寺雅楽会会員による優雅な舞楽が奉納されます。(増上寺パンフレットより)

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練(ねり)行列。大法要の始まる30分前、江戸三大名鐘の一つに数えられる大梵鐘が鳴り響き、これを合図に大門からスタートします。行列は、先進―山旗―唱導師旗―木遣―寺侍―巡検―随喜寺院―吉水講―百味講―稚児―会行事―式衆―会奉行―侍者―唱導師―大傘―伴僧―法類随喜寺院―巡検―稚児―総代―寺族―後詰と続きます。(増上寺パンフレットより)

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徳川将軍家墓所前。桜が満開でした。

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和宮(第14代将軍家茂夫人)の墓。かつて、厳粛かつ壮麗な徳川将軍家の霊廟群が増上寺大殿の南北に立ち並んでいました。しかし、昭和20年(1945)の空襲で大半が消失し、その後現在地に改葬されました。6人の将軍と各公の正室、側室、子女多数が埋葬されています。(増上寺パンフレットより)

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鐘楼堂と枝垂桜

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柴又帝釈天。帰りに高木屋老舗で草だんごを買いました。

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