佐藤賢一の『小説フランス革命 第一部』(全6巻)は、第6巻『フイヤン派の野望』(2010.9)の途中で投げ出してしまいました。冗長過ぎて、つまらなかったからです。
先日、第二部の文庫化が始まっていたこと(2014.9~毎月1冊)を知りました。第二部はフランス革命のクライマックスとも言うべきジャコバン派による恐怖政治が描かれるはずです。第二部は単行本で全6巻、文庫本で全9巻。とりあえず、11月までに発売された文庫本3冊を買いました。僕の読書スピード>文庫本の出版スピードですから、面白かったら単行本にスイッチします。
先日、第二部の文庫化が始まっていたこと(2014.9~毎月1冊)を知りました。第二部はフランス革命のクライマックスとも言うべきジャコバン派による恐怖政治が描かれるはずです。第二部は単行本で全6巻、文庫本で全9巻。とりあえず、11月までに発売された文庫本3冊を買いました。僕の読書スピード>文庫本の出版スピードですから、面白かったら単行本にスイッチします。
以下、フランス革命について簡単な年表を作り、第一部の復習と第二部の予習にします。'''
【1789】
5 ルイ16世、三部会を召集(1614年以来)
6 第三身分、国民議会を設立。球戯場の誓いで憲法制定までの議会維持を宣言
7 パリ市民・民衆によるバスティーユ牢獄襲撃。農村では農民一揆が展開する
8 封建的特権の廃止(十分の一税・領主裁判権等無償廃止、貢租を有償廃止)。人権宣言採択
10 パリの女性たちによるヴェルサイユ行進
11 教会財産の国有化決議
12 財政赤字対策としてアシニャ紙幣を発行
【1790】
6 貴族の称号を廃止
【1791】
4 ミラボー死去
6 国王一家のヴァレンヌ逃亡事件
8 オーストリアのレオポルト2世とプロイセン王によるピルニッツ宣言
9 立憲王政の1791年憲法制定
10 立法議会が成立、亡命貴族の財産を没収
【1792】
3 ジロンド派内閣成立
4 オーストリアに宣戦
8 8月10日事件で王権停止
9 ヴァルミーの戦いでフランス軍の初勝利
立法議会が解散し、国民公会が成立。王政の廃止と共和政の成立が決定
【1793】
1 ルイ16世の処刑
2 第1回対仏大同盟結成。徴兵制を採用
3 革命裁判所設置
5 最高価格令によって経済統制断行
6 ジロンド派追放、ジャコバン派独裁へ
7 公安委員会にロベスピエールが入り、恐怖政治が本格化。封建的貢租の無償廃止
8 1793年憲法制定、施行は延期
10 グレゴリウス暦にかわる革命暦採用。マリ=アントワネットの処刑
【1974】
4 ダントン派を逮捕・処刑
7 テルミドールのクーデタでロベスピエールの逮捕・処刑
【1795】
8 1795年憲法制定
10 王党派の反乱鎮圧。総裁政府が発足
【1796】
3 ナポレオンのイタリア遠征
5 バブーフの陰謀が発覚
【1798】
5 ナポレオンのエジプト遠征
【1799】
11 ナポレオンのブリュメール18日のクーデタ
(東京法令出版株式会社(とうほう)『歴史風景館 世界史のミュージアム』より引用、一部改編)