今日、平岩弓枝の『御宿かわせみ』(1974)を読み終えました。
本書について、文庫本裏表紙の解説を引用します。
本書について、文庫本裏表紙の解説を引用します。
江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」。そこに投宿する様々な人たちをめぐっておこる事件の数々。その渦の中に巻きこまれながら、宿の若い女主人るいと恋人神林東吾の二人は、互いに確かめ合い、次第に強く結ばれていく……江戸の下町情緒あふれる筆致で描かれた人情捕物帳。人気シリーズ「御宿かわせみ」第一弾。
【収録作品】
初春の客/花冷え/卯の花匂う/秋の蛍/倉の中/師走の客/江戸は雪/玉屋の紅
初春の客/花冷え/卯の花匂う/秋の蛍/倉の中/師走の客/江戸は雪/玉屋の紅
【感想】
主な登場人物は南町奉行所吟味方与力の弟神林東吾と、八丁堀で鬼同心と言われた男の娘で今は旅籠「かわせみ」の主人るい。それに、東吾の親友で八丁堀の定廻り同心畝源三郎も重要な役どころを演じています。
旅籠「かわせみ」の客にまつわる事件を、東吾や源三郎らが解決していくストーリーです。一作一作はそれぞれに良いところがありましたが、同じ調子で8作も続くと続けて読むのが苦痛になりました。多分、1時間物のテレビドラマを想定して書かれたと思いますが、あらかたの登場人物が出たところで事件の概要や犯人が分かってしまいました。時代劇的予定調和ってことでしょう。
3作目の「卯の花匂う」が読みたくてこの本を手にしました。ちなみに、卯の花(ウノハナ)はウツギの別称です。
▶参照 http://blogs.yahoo.co.jp/kazukazu560506i/55018868.html
主な登場人物は南町奉行所吟味方与力の弟神林東吾と、八丁堀で鬼同心と言われた男の娘で今は旅籠「かわせみ」の主人るい。それに、東吾の親友で八丁堀の定廻り同心畝源三郎も重要な役どころを演じています。
旅籠「かわせみ」の客にまつわる事件を、東吾や源三郎らが解決していくストーリーです。一作一作はそれぞれに良いところがありましたが、同じ調子で8作も続くと続けて読むのが苦痛になりました。多分、1時間物のテレビドラマを想定して書かれたと思いますが、あらかたの登場人物が出たところで事件の概要や犯人が分かってしまいました。時代劇的予定調和ってことでしょう。
3作目の「卯の花匂う」が読みたくてこの本を手にしました。ちなみに、卯の花(ウノハナ)はウツギの別称です。
▶参照 http://blogs.yahoo.co.jp/kazukazu560506i/55018868.html