穂村弘『僕の短歌ノート』を読みました。
今日、穂村弘の短歌エッセイ『僕の短歌ノート』(2015)を読み終えました。この作品について、講談社BOOK倶楽部の解説を引用します。...
View Article穂村弘『シンジケート』を読みました。
今日、穂村弘の第一歌集『シンジケート』(1990)を読み終えました。高橋源一郎はこの歌集を評し、「俵万智が三百万部売れたのなら、この歌集は三億冊売れてもおかしくないのに」と言ったそうです(Wikipediaより)。三億冊はオーバーだとしても、俵万智の『サラダ記念日』と同等に扱われて然るべき優れた歌集だと思います。かなり難解ですが、読み進むうちに、彼独特の世界観に心地よさを覚えるようになりました。以下...
View Article穂村弘『ドライ ドライ アイス』を読みました。
今日、穂村弘の第二歌集『ドライ ドライ アイス』(1992)を読み終えました。以下、一読して気になった歌を引用します。 「ノー・ホイッスル」より 朝の鳥がさえずる前に胸をひらけシャツのボタンをすべて飛ばして シャボンまみれの猫が逃げだす午下がり永遠なんてどこにも無いさ 「タイヤにもシャンプー頼む」「天国の門にならびにゆくつもりかい?」...
View Article穂村弘『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』を読みました。
今日、穂村弘の第三歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』(01)を読み終えました。この歌集について、文庫本ブックカバーの解説を引用します。...
View Article久々に鎌田慧の作品を読もうと思います。
左から『反骨 鈴木東民の生涯』(89)、『大杉榮 自由への疾走』(97)、『津軽・斜陽の家 太宰治を生んだ「地主貴族」の光芒』(00)、『椎の若葉に光あれ 葛西善蔵の生涯』(94) 。まずは本棚にあったこの四冊から読もうと思います。今朝、NHK・Eテレで鎌田慧さんを見ました。「こころの時代」という番組で、インタビュアーが彼のこれまでの活動や人となりをよく引き出していました。かつて『自動車絶望工場...
View Article久々にネクタイを買いました。
日曜日、《流山おおたかの森S・C》のブルックスブラザーズに行ってきました。普段仕事ではスーツしか着ませんが、たまにはビジネスカジュアルっぽいものもいいかなと思い、ジャケットとチノパンを買いに行きました。で、ジャケットに合わせてお店の方が選んでくれたのがこのニットタイです。ちょっと派手めですが、ジャケットが紺なのでよく似合っていると思いました。ところで、ブルックスブラザーズが「侍ジャパン」のオフィシャ...
View Article村上春樹『ラオスにいったい何があるというんですか?』が届きました。
今日、注文しておいた村上春樹の紀行文集『ラオスにいったい何があるというんですか?』(2015.11.25)が届きました。以下、文藝春秋社のHPからこの作品の紹介文を引用します。(一部改編)◇「旅先で何もかもがうまく行ったら、それは旅行じゃない」◇村上春樹、待望の紀行文集。◇アメリカ各地、荒涼たるアイスランド、かつて住んだギリシャの島々を再訪、長編小説の舞台フィンランド、信心深い国ラオス、どこまでも美...
View Articleキウイを収穫しました。
今日、庭のキウイを収穫をしました。昨年は僕が剪定を失敗したためにひどい不作でしたが、今年は僕が何もしなかったのでけっこう穫れました。で、一度に全部収穫するのはたいへんなので、続きは来週にしました。なお、以下の写真はiPhoneで撮りました。今年はたくさん実がなりましたが、小粒なものが多いです。
View Article村上春樹『ラオスにいったい何があるというんですか?』を読み終えました。
今日、村上春樹の紀行文集『ラオスにいったい何があるというんですか?』(2015.11.25)を読み終えました。沖縄旅行に持ってきた三冊のうちの一冊で、飛行機などでの移動中、そしてホテルの部屋で読みました。◆収録内容・チャールズ河畔の小径 ボストン1・緑の苔と温泉のあるところ アイスランド・おいしいものが食べたい オレゴン州ポートランド・メイン州ポートランド・懐かしいふたつの島で...
View Article沖縄に行ってきました。
昨日まで、3泊4日の日程で沖縄に行って来ました。最初の2日はこれが沖縄? というくらいの寒さでしたが、残りの2日はさすが南国! という暖かさでした。今回はホテルでゆっくり過ごしていたので、観光地にはあまり行きませんでした。...
View Article村上春樹「我らの時代のフォークロア ――高度資本主義前史」を読みました。
昨日、村上春樹の短編小説「我らの時代のフォークロア ――高度資本主義前史」(89)を読みました。彼の紀行文集『ラオスにいったい何があるというんですか?』(15)の「白い道と赤いワイン トスカナ」にこの作品のことが書かれていたからです。◆「我らの時代のフォークロア ――高度資本主義前史」は、短編集『TVピープル』(90)に収録されており、この短編集には他に「TVピープル」「飛行機...
View Article村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読みました。(再)
今日、村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み終えました。初めてこの作品を読んだ時は、タイトルのユニークさに比べ、昔ながらの登場人物やストーリーにがっかりしました。でも、それは僕の読みが浅く、作家の意図をよく理解していないからだと思っていました。ですから、何年後かに再読すればもっと内容を理解し、この作品の良さがわかるだろうとも思っていました。今回、文庫化(2015.12.10)を...
View Articleきいやま商店“ 空とてんぷらと海のにおい”を買いました。
11月26日(木)から29日(日)まで、3泊4日の日程で沖縄に行ってきました。家族や親戚へのお土産に〈ちんすこう〉と〈紅いもタルト〉、〈サーターアンダギー〉をたくさん買いました。そして自分のためには、那覇市国際通りの《高良レコード店》で、《きいやま商店》の5thアルバム“空とてんぷらと海のにおい”(15.4.1)を買いました。【収録曲】 1 空とてんぷらと海のにおい 2 あるよね~ 3...
View Articleポール・オースター『オラクル・ナイト』を読み始めました。
今日、ポール・オースターの『オラクル・ナイト』(2010)を読み始めました。この作品の主人公は重病を患い、医者も匙を投げるほどでしたが、奇跡的に生還しました。冒頭の文章にはそんな彼のリハビリの様子が描かれています。これは作品の本題とは違いますが、冒頭の文章は病気療養中の僕を勇気づけてくれました。...
View Article池波正太郎『真田太平記』第9巻を読みました。
今日、池波正太郎の『真田太平記』第9巻「二条城」を読み終えました。(3/2)この巻について、文庫本裏表紙の解説を引用します。淀君によって大坂城から一歩も外に出されたことのなかった秀頼であったが、豊臣家を思う加藤清正らの奔走によって、ついに二条城において家康との対面が実現する。しかし立派に成長した秀頼の姿は、あらためて家康に豊臣家取潰しの決意を固めさせ、甲賀忍びに清正毒殺の使命が下る。東西手切れに向か...
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