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穂村弘『絶叫委員会』を読みました。

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 今日、穂村弘『絶叫委員会』(2010)を読み終えました。
 この本について、ブックカバー裏表紙の解説を引用します。
 町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。突然目に入ってきた「インフルエンザ防御スーツ」という巨大な看板、電車の中で耳にした「夏にフィーバーは暑いよね」というカップルの会話。ぼんやりしていると見過ごされてしまう言葉たち……。
 不合理でナンセンスで真剣だからこそ可笑しい、天使的な言葉に痺れます。解説 南伸坊

【収録タイトル】
 外の世界のリアリティ/右は謎/出だしの魔/致命的発言/パニック発言/パニック発言・その2/ヤクザの言葉/恋人たちの言葉/恋人たちの言葉・その2/天使の呟き/天使の呟き・その2/天使の叫び/オノマトペたち/直球勝負/直球勝負・その2/あるけどないもの/「ありがとう」たち/現場の弾力/絶望の宝石/世界を凍らせる言葉/電車内の会話/女の主体性/心の戦国武将/エクステ/美容室にて/おんなのちんこ/理不尽の彼方/逆効果的/わが町/第一声/うっかり下手なこと/だっちだっち/世界が歪むとき/ルート「ありえない」/OS/正解/幻の地雷/天然/サービストーク/そんな筈ない/ある/本気度/貼り紙の声/人生が変わる場所/ネーミング/寝言たち/結果的ポエム
 名言集・1/名言集・2/名言集・3

【感想等】
◆著者の言葉に対するこだわりが随所にみられるエッセイ集です。さすが、歌人は感性や着目点が違うなと思いました。ただ残念ながら、心惹かれる文章は殆どありませんでした。

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